LGBTについてpert1
今回は、以下の参考文献をもとにLGBTについて書いていきたいと思います。
ゲイのボクから伝えたい 「好き」の?(ハテナ)がわかる本──みんなが知らないLGBT
- 作者:石川大我
- 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
- 発売日: 2011/01/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
↑参考文献
LGBTのことを調べようかと思った理由は
大学の授業での課題がキッカケなんですけど、いじめだったり犯罪、依存症など
様々なテーマがあるだけでLGBTを選んでその発表のために必要だったからです。
そこで学んだことが、多くの人に知ってもらいたいと感じたので
ここにシェアさせてください。
まず、LGBTは
L⇒Lesbian
G⇒Gay
B⇒Bisexual
T⇒Transgender
の頭文字からできた言葉です。
ここまでは、多くの人が知っていると思いますが
LGBTQ+やLGBTQIAを聞いたことがある人は多くはいないのではないでしょうか。
LGBTQIA+のQIA+の部分は
Q⇒queerまたはquestioning
I⇒intersex(性分化疾患)
A⇒asexual
+⇒ストレートやシスジェンダーではないすべてのアイデンティティ
言葉を聞いただけだと、???という感じだと思うのですが、
いったんここの説明は飛ばして
まず、どうやってヒトの性ってどうやって決まるの?
ということについて話していきたいんですが、大きく分けて3つあります。
1.生物学的性
これは、染色体・ホルモン・配偶子などに基づいた性区分です。
例えば、染色体XXだと女性、XYだと男性といった具合に
2.性自認
これは、自分がどの性を自覚しているかということです。
主に、第二次性徴期である小学校高学年から中学生の間に自分はどの性に当てはまるのか、当てはまらないのかなどを自分自身が認識するものです。
3.性的指向
これは、どんな相手に魅力を感じるかです。
誰を好きになるかといったほうがわかりやすいでしょうか。
後にも説明しますが、上記の1.2.3.ですべてが決まるわけではありませんし
わからないというのもありです。
こういったもので、ヒトの性は形作られているのですが
これにあてはめながらLGBTQIA+について説明していくことにします。
上から
生物学的性
性的指向の順で分けています。
Lesbian
女性として生まれ
自分のことを女性と認識して
女性を恋愛対象とする人
Gay
男性として生まれ
自分のことを男性と認識して
男性を恋愛対象とする人
これは、意外というか知らなかったなということなんですが
これを見たとき正直驚きました。
だって、LesbianやGayの人は性自認の段階で男性だと思っているのだから女性のことを
恋愛対象とするのだと勘違いしていました。
ぼく以外にも、このように考えていた人は多くいるのではないのでしょうか。
なので、もしLesbianの友達などに、
異性愛者が「彼氏ってどんな気持ちなの?」など聞いたりしても、
Lesbianの人は女性として女性に魅力を感じているので、的外れな質問であるし
場合によっては傷つけてしまうかもしれないのです。
Bisexual
恋愛対象に性別が問題にならない人
これは、読んで字のごとくなのですが
常にハーフ&ハーフなわけではなく日によってたり
一方が70で一方が30であると感じている人がいるなど様々なようです。
Transgender
生まれた時の性別とは違った性のあり方で生きようとする人
これは、GayやLesbianと勘違いされがちですが
GayやLesbianが自分を生まれた時の性(Gayなら男、Lesbianなら女)
として認識しているのとは違って、Transgenderは生まれた時の性に対して
違和感を感じており男性なら女性
女性なら男性として生きたいと感じている人々です。
性同一性障害というのを1度は耳にしたことがあるのではないかと思うのですが
これはほとんどTransgenderのことで、医学的な診断名です。
これには、診断基準があります。
Transgenderはこの診断基準に当てはまらない人々も
包括して表現することのできるものです。
そもそもジェンダーってなんなの???
広辞苑によると
生物学的な性別をしめすセックスに対して
社会的・文化的に形成される性別。
作られた男らしさ、女らしさ
とあります。
ジェンダーとは、社会的・文化的に形成される性別というのがポイントで
ただ単に、社会的・文化的に決められただけであって
その人本人の意思を尊重していない言いまわしということです。
今回はここまで!
次回は、どのくらいいるの?という疑問や
同性婚についてなどについて書いていきたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました!
次もよろしくお願いします!